夏は、消費電力がグーンとはね上がる季節。今回は、エアコンの省エネ効果を高めるテクニックをご紹介します。電気代の節約だけでなく、CO2の排出も少なくなり、地球温暖化の防止にもつながります。
1, 夏の設定温度は、28℃を目安にしよう
エアコンには、外部の気温との温度差を大きくすると消費する電気代がより多くかかるという特徴があります。そのため、エアコンの温度設定は省エネ温度と呼ばれる温度に設定しましょう。
2, サーキュレーター(空気循環器)や扇風機を併用しよう
冷気は空気の下にたまりやすい性質があるので、室内の空気を循環させることにより部屋の温度を快適に保つことができ、体感温度を下げることもできます。
3, 太陽光の侵入を防ごう
夏場、特に西日が差し込む時間帯は、この採光が室温を上げる原因になります。窓にカーテンやブラインドをつけて夏の日差しをカットして熱の侵入を防ぎましょう。
4, エアコンのフィルターはこまめに掃除しよう
夏エアコンのフィルターが詰まっていると、エアコンが本来持っている力を発揮することができず余分に電気を消費してしまいます。月に2回~3回程度のフィルター掃除を心がけましょう。
5, 室外機の周りを整理整頓し直射日光が当たらないようにしよう
室外機の周りに物を置くと、空気の循環が悪くなり運転能力が低下します。室外機周りの整理整頓を心がけ、風通しをよくしましょう。また、日差しが直接当たる場合は、熱を遮断するシートなどをかぶせても良いでしょう。
電気の豆知識 - 省エネの秘訣! 待機電力
省エネには、待機電力オフが効果的です。待機電力とは、電化製品を使っていないのにコンセントを挿しているだけで消費されてしまっている電力のことです。