冬は、消費電力がグーンとはね上がる季節。日頃の生活の中で、エネルギーの無駄使いがないかをチェックし、効率的にエネルギーを使う工夫をしましょう。
室温20度で寒いと感じる時は、設定温度を上げる前に着るもので工夫しましょう。
例えば、ニットのカーディガンを1枚羽織ると、体感温度は2.2度上昇すると言われています。ひざかけの利用や吸湿発熱素材の下着を着用するなど、工夫してみましょう。
同じ温度でも、湿度を高くすると暖かく感じるので、加湿器を有効に使うのも効果的です。床まで届く長い厚手のカーテンを使用しましょう。また、扇風機を併用し、温まった空気を循環させましょう。
暖房の設定温度は20℃以下に設定し暖房器具は、つけっぱなしにせず、必要なときだけつけるようにしましょう。出かける前や寝る15分くらい前には、切るようにしましょう。フィルターは月に1、2回清掃しましょう。
床に直に敷くと、暖房効果が下がるので、カーペットの下に断熱マットなどを敷きましょう。
こたつ布団に、上掛けと敷布団をあわせて使うようにしましょう。
一般的に部屋の温度は気にしますが、忘れがちなのが、湿度調整。快適な住空間は温度20度。湿度40~60%と言われています。加湿器をつけると体感温度が上がり、エアコンなどの設定温度を低くすることもできます。のどや肌の乾燥も防げるので、風邪やインフルエンザ対策にも役立ちます。
●白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替えよう。
電球型蛍光ランプは、白熱電球に比べて価格は高めですが、同じ明るさの白熱電球に比べて消費電力は4分の1以下、寿命は約6倍と長く、長い目で見るとお得です。最近では、さらに消費電力が少なく、寿命が長いLED電球も登場しています。
●買い替えの時は、インバーター式器具がおススメ!
インバーターでON・OFFだけでなく、パワー調節ができるので、従来の照明器具に比べて省エネ効果があります。電球型蛍光ランプにもインバーターが組み込まれています。
●照明を使う時は、点灯時間を短くしよう
点ける必要のないときには消灯しましょう。照明の傘やカバーが汚れると、明るさが低下するので、明るさをアップさせるため、こまめに掃除しましょう。